一、製品の概要
煙道または排気ガス排出管中の半揮発性有機物サンプルを採集するために電気加熱恒温と半導体凝縮技術を用いた。
二、性能特徴
1、高防腐ステンレス鋼材料及び高強度ABSを採用し、外形が美しい。
2、低圧直流給電、安全で信頼できる使用。
3、自動加熱、半導体冷凍機能を有し、粒子状、蒸気状及びガス状半揮発性有機物を収集することができる。
4、非常に強い除湿機能で、気水分離を実現しやすい。
5、多機能組合せ型サンプリングガンであり、煙温及びピトー管の流速測定機能を含む。
三、技術パラメータ
1、キャニスタサイズ:Φ40ⅹ156mm
2、サンプリングチューブの長さ:0.8m
3、サンプリングノズル直径:Φ5/Φ6/Φ8/Φ10/Φ12
4、恒温温度:(100±10)℃
5、昇温時間:<30min
6、加熱方式:加熱ワイヤ加熱
7、電気源:DC 12 V
8、消費電力:<80 W
9、外形寸法:1.1 m
10、重量:約3.5 kg
四、作業条件
1、作業環境温度:(-30 ~50)C
2、作業環境相対湿度:≤85
3、大気圧:80 kPa~105 kPa
4、本製品は普通型サンプラー(非防爆型)であり、防爆場での使用を禁止する
五、サンプリング方法
煙道中の半揮発性有機物のサンプリング方法は、煤塵サンプリング方法と同じである。
サンプリングポンプを起動し、半揮発性有機物汚染物を含む一定体積のガスを抽出し、サンプルガスがフィルタカートリッジを通過すると、粒子状の半揮発性有機物サンプルがフィルタカートリッジ上に閉じ込められる、フィルターカートリッジを通過した後のガス状、蒸気状のガスは加熱保温され、凝縮室に着いた時、瞬間的に凝縮され、ガス中の蒸気状のサンプルは凝縮されて水になった後、コップに流入して採取された、ガスがキャニスタに入った後、ガス状半揮発性有機物サンプルはキャニスタ中の吸着剤(PUFまたはKDD-2)に吸着され、サンプリングが終了する。